逃れられぬ結末

最近死について考えることが多い

特別健康状態に悪いところがあるわけではないのだけど

きっと自分の中にある核となるような価値観をあぶり出すためなんだろうと思っている

生の時間制限を意識すればこうしたい、こうなりたくないというものに対して本気になりやすい

今朝死ぬということを考えた時に思ったのは「些細なことで自責をしないで自分をいたわり思いやりたい」、「他者のために生きることが幸福とは思えないから自分の思いに正直になりたい」というものだ

自分を責め立てたまま死にたくない

そんな状態で死んだらきっと辛い

死期を気にすると本当はこうありたいというものが浮かんできて小さなことを守るための自分に課した禁止令の効力が弱まる

というよりも禁止令以上に自分のやりたい気持ちが勝って禁止令を破りたくなる

そうすると「なんでこんなことをしてはいけないと自分に言い聞かせてきたのだろう」と思えるのかもしれない

「近いうち死ぬとしたら何を思い何をする？」という問いかけは誇張ではなく生き方を変わるものになるかもしれない