【MHWI】クラッチクローが広げた戦術【アイスボーン】
アイスボーンで導入されたシステム、「クラッチクロー」
インターネットに流れる情報というものの性質上、強い負の声ばかりがよく目に入る
クラッチのせいで弱点特攻が弱体化した、武器格差が広がった、クローが使えること前提の体力設定がされている、などだ
確かに傷をつけるのに2回のクロー攻撃が必要な武器で傷を維持するのは大変だと思うしモンスターの体力も無印上位に比べると格段に増えているように感じることはある
だが、クラッチクローは悪いことばかりのツールなのだろうか
私はそうは思わない
ということで長々とした前置きを終えてクラッチクロー(以下クラッチ)がもたらした恩恵を2つ語っていく
1つは弱点部位(肉質45以上)をプレイヤーが増やせるということだ
これは主に高い部位を狙いにくい片手剣、双剣が受ける恩恵である
例えば獣竜種
片手剣を使っていて肉質の柔らかい頭を攻撃したいが、高い部位で攻撃を当てにくい
チャンス時くらいしか狙えない
しょうがない、固いけど狙いやすい足をチマチマ斬るか
となることがあったかもしれない
もしかしたら武器種を変えるという手段を取るかもしれない
それがクラッチと部位傷つけというシステムが導入されたことで「狙いやすいけど弱点ではない部位」を弱特有効部位にすることができるようになったのだ
具体的な数値で言うと肉質27までの部位が弱特有効部位になるようだ
基本的に弱点を攻撃することが攻略をスムーズにするという通例があるからか、傷つけというものが元々弱点の部位をさらに柔らかくするものだ、という印象が強くなっているかもしれない
弱点特効の効果変更もそれを後押ししているだろう
だが、元が固い部位ほど傷つけの効果が高くなる
そして傷つけをして肉質が45になった部位は元がそれより小さくても弱特有効部位になるのだ
少しの手間で任意の部位を攻撃した時の会心率を最大50%上げられることになる
元々の攻撃自体もより通りやすくなる
リーチの短い武器種を使うプレイヤーはもちろん、危険度が高いモンスターの頭を狙うのが困難なゲーム初中級者もより攻略しやすくなることだろう
アイスボーンから追加されたシステムだが下位上位でも使えるのだからありがたい話だ
続いて2つ目の恩恵は滞空しているモンスターへの攻め手が増えるということである
クラッチが爪を伸ばしてモンスターに張り付くツールだから剣士でも飛んでいるモンスターに攻撃をすることができる
武器攻撃をして傷つけを狙うのもよし、頭に張り付いてぶっとばしをして落下させるのもよし
空中ぶっとばしは成功しないこともありイライラすることはあるが、それでも何もできずウロウロするだけよりはマシだ
閃光玉に耐性がつくようになったのは賛否両論あるだろうが、私は回数で絶対に効かなくなる上位歴戦モンスターよりはマシだと思っている
戦闘中何回かと弱って逃走するのを阻止する時だけ使うようにすれば調合素材を用意しなくても足りるし、どうしても滞空が嫌なモンスターなら最悪ガンナーで行けばいいし…(ハナホジ)
色々語ってきたが要はクラッチクローは戦術を狭めるものにも見えるけど各モンスターへの対応手段を増やすものだと見ることもできるのだ
個人的な話になるが、傷つけと新技のおかげでリーチの短さ故に避けていた片手剣や双剣を使う機会が増えてこのゲームの楽しみ方が増えた
傷つけが面倒なら元々弱点の部位を狙う従来の立ち回りをしたり渾身(極意)や効果の上がった見切り、挑戦者や龍脈覚醒など弱点特効以外のスキルで会心率を上げたりすればいいだろう
アイスボーンでハンターが優位になったかどうかはわからないが、少なくとも新しいシステムの追加は選択肢の追加には変わりないのだ