ちびしろさんぽ

脳内を ちょっといじって 垂れ流し

更に絆が深まるデュオ【ワッチャプリマジ!】

TVアニメワッチャプリマジ!

25話から37話を見た

 

このシーズンはデュオプリマジ及び御芽河あうるが中心だっただろう

 

合宿を経てマナマナとチュッピのパートナー同士、プリマジスタ同士の絆が深まっている状態でいざこざが少なく、これまでで一番好きなシーズンだったかもしれない

 

5人プリマジ直後に空気を冷やすように登場したあうるは最初の印象が良くなかった

だが、まつりやみゃむ、英吉などとの触れ合いで不確定要素である感情を自覚したり思い出したりしていき柔らかくなっていく様子に好感を持った

 

36話で仲直りをしたれもんときゃろんに咄嗟にプリマジの場を提供したり41話ではダウンしたアチヒコの代わりにマナマナの会議に出席したりするなど初期からだいぶ変わったキャラだなと思う

 

 

さて、ここからはデュオの組ごとに思ったことを書いていくことにする

 

まずは燈真とひゅーいから

予想外に好きになってしまうデュオプリマジだった

男キャラだけど、どちらも素直で真っ直ぐなキャラクターで憎めない

 

みゃむを守るようにプリマジを提案するひゅーいにそれを支えるようにデュオを提案する燈真

この二人もまたこれまでの話で友情を深めておりそれがプリマジにも現れていたのだと感じた

 

 

次にひなとあまね

情熱組

プリマジをしているときの自分でなくなるような制御の難しく面倒だとも感じる熱い気持ちこそ自分のものだと気がつくあまね

ジェニファーの視界に自分が入っていないことを知り落胆し、自身のプリマジに対する気持ちを整理するひな

二人ともしがらみから抜け出したことでデュオはより熱いものになっていたと思う

 

 

 

次はまつりとあうる

あうる側はデュオに乗り気でなく、やろうとするきっかけもみゃむの情報収集のためだった

 

情報を集めるウェアラブル端末をお揃いと楽しむまつり、科学へのこだわりを買っていたけど今のおまえはつまらないと言うみゃむ、そしてこれはおかしいと自分の思惑を明かし涙ながらにデュオ解散を申し出るあうる

 

いくつもの困難を乗り越えて生まれたデュオは見事だった

一昔前のものを思い出すような振り付けやサウンドもまた良かった

 

 

最後にみんな大好きみるきとれもん

この二人のエピソードはまさかのれもんときゃろんのコンビ解散未遂から始まる

 

マナマナだけの息抜きタイムは面白かったし、エクトプラズム同士での魂のぶつかり合いは泣けた

みるきもデュオ解散を目論んでいたけど、フォローはしっかりする辺りちゃんと反省していんだとは思う

 

そしてみるれもデート

このアニメで一番演出がはっちゃけていた回ではないだろうか

辛いピザで火を吹いたり、それを推進力にして船を加速させたり魔法がある世界なのに最も現実離れなことをしていたように感じた

 

失敗続きで不満も募るデート

れもんの面倒くさい発言と事の発端を明かしたことで終わってしまうが、はにたんのおかげでプリズムストーンで合流することになる

お互い仲良くなりたい気持ちはあったことを再確認することができた

 

れもんの友達になってほしい発言への回答をイワナイというプリマジで表現するのはこの作品らしい粋な演出だった

 

そしてみるきーれもんのデュオがよかったのは言うまでもないだろう

評判最下位でも優勝不可避の圧巻のプリマジだった

 

 

改めてどのキャラも好きになる素敵なシーズンだった

38話から見始めたからこれで全ての話を見られたことになる

決して少なくはない話数だったが、各回ごとにオチがあり個別でも楽しめるし、続きが見たくなる謎を随所に残していて長い話としての楽しみもあり中弛みを感じずに見られた

 

これからの話を最大限に楽しめるようになったしどのような展開が繰り広げられるのかじっくり鑑賞していきたい