内側での激戦
今日は何故か電話の時にすらすら喋ることができた
自分の名前を名乗る時若干ガタガタしてたような気はするけどそれ以外は普段より滑らかだった
というのはどちらかと言えば外側の話
これから心の内側の話に移る
今日は退屈感との勝負だった
いつもと変わらぬ日常
それは基本的に安心をもたらす
だが、時に代わり映えのしない色褪せたつまらないものとして映る
雇われの労働は基本的に受動的なものである
さらに時給の労働者は責任が小さい代わりにその受動性が高まる
あぁ言われたことをやるばかりかとつまらなさを感じた
こういう時に決まって顔を出すのが物欲だ
新しく素晴らしいグッズというのはとても魅力的で退屈な時にはその魅力が増して見える
まるで灰色の日常を色鮮やかな非日常に連れてってくれるような明るさがある
そしてそれが手に入れられない時には灰色の日常を真っ黒に塗りつぶすかの如き苦しみをもたらす
ここでその闇に飲み込まれると労働は死ぬほど嫌なものになりネットショップとメーカーに時間と金を捧げることになる
今日もその闇に片足を突っ込んでいて危ないところにいる
しかし、今これを書いてる時に使っているヘッドホン(HD599)は素晴らしいなと現在持っているモノの価値を再確認している
だから焦って新しいモノを買う必要はないだろうと理性が仕事をしている
下手な買い物は手に入れる瞬間に満足度のピークを迎えてしまう
そうなると次なる買い物を求める悪循環から抜け出せなくなる
堪えろ
音楽を楽しむには十分な環境は揃っているはずだ