珍しく気になった小説を読んでみて
今日はこんな本を読んだ
論理ガール 〜Lonely Girl〜 人生がときめく数学的思考のモノガタリ
- 作者: 深沢真太郎, ,菅野紗由
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2018/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んでない人にもわかるように丁寧に書きたかったけどそこまでちゃんと書く気力が無くなった
ひさしぶりにまともに本を読み切った
それくらいには良い作品だった
長さも内容もちょうど良かった
普段文学を読まない人間でも読むことができた
この本は論理的に仕事、金、恋愛などを考えるという内容が含まれているが文学作品であり物語の登場人物(在学中の高校生、論理ガールとその高校のOB、非論理ボーイとでも言えよう二人)のかけあいでそれらが行われる
この本の最初に抱いた感情は悪いものだった
非論理的に生きてきた男が、論理的な思考、数学を愛する少女そのものをバカにする態度がとても不快だった
バカにするのは序盤だけで男も論理的思考に惹かれ少女にも優しくなっていくのだが、その時点で読むのを止めてしまおうかと思ったほどだった
非論理的な男が論理的な物見を生活に取り入れ事態が良くなるのだが上手くいきすぎていて面白くなかった
でも、詩織(論理ガール)の理論は面白かった
抽象的ではっきりしないものを具体的に数的に計測できるものにする理論は興味深かった
最近、借りた本を読み終えないで返却期限を迎えることが多かったからとりあえず読み終えられただけでも達成感があった
読書は良いものだな