レトロな良さを持つモダンなゲーム【Bloodstained CotM】
Bloodstained Curse of the Moonのトロフィーを全て入手した
過去にVCで悪魔城ドラキュラと悪魔城伝説をプレイしたが、クリアまでプレイすることができなかったが、この作品は全部の要素を触れるまで遊ぶことができた
見た目はレトロでもやはり細かい仕様は現代に作られたゲームなのだと振り返って思った
この作品の良さは最大4人のキャラクターをリアルタイムで切り替えて攻略することができるところだろう
それぞれのキャラにそれぞれの特徴があり、地形や敵に合わせてどのキャラがいいか考えながら対処していくのが面白かった
ステージは全部で8つのみというボリュームではあるが、5つのエンディングを見ようとすると5周までやることになり、シナリオを知ろうとする好奇心があれば長く遊べる
シナリオはトゥルーエンドまでプレイするとそれ以外4つのエンディングの印象が変わるものだった
トゥルーエンドは未強化のキャラ1体で最後までクリアしないといけないこともあって達成感もあった
この手のゲームには珍しい難易度設定も周回プレイの苦痛を軽減させてくれる良いものだった
ここまで良いところを挙げてきたが、難点もないとは言えない
ミリアムの使い勝手の良さに対してアルフレッドを選ぶ場面はピンポイントになりがちであった
サブウェポンの使い勝手もやや片寄っていてミリアムのトリプルダガーや斬月の鎖分銅は使いやすく、アルフレッドのソウルビジョンはどこで使うんだ?というようなものだった
この手のゲームのお約束と言えばそこまでだが、ステージギミックやボスの挙動が理不尽だと感じる場面もあり、(特に初見は)対処が困難で嫌になることもあった
だが、サブウェポンの使い勝手の片寄りは変える手間を減らせるとも言えるし、難しい壁は乗り越えた時の達成感も兼ね備えている
一番のお気に入りボスは2戦目のグレモリーだった
攻撃チャンスは限られるけどしっかり用意されてるし、豊富な攻撃パターンも対処方法が考えやすいもので、慣れれば対処するのが楽しいまさに困難と達成感を兼ね備えた良いボスだった
これぞ古き良きビデオゲームの面白さなのだろう