ちびしろさんぽ

脳内を ちょっといじって 垂れ流し

欲しながらも避けてしまうもの

私は美男美女が嫌いだ

(美女は好きでもあるんだけど)

 

こういう人じゃないと好かれない愛されない

自分みたいな容姿じゃダメなんだと思ってしまうから

 

 

 

私はコメディアン(冗談を言って笑いを生み出そうとする人)が嫌いだ

 

こういう人ばかりが注目されて人を集めると思ってしまうから

私みたいな堅物で寡黙な人間は誰からも見逃されつまらない人だと思われてると想像してしまうから

 

 

 

私は何かの分野で優れた才を発揮している人や富豪が好きではない

 

自分の能力や財産が大したことないと思わされるから

 

 

 

 好きと嫌いは表裏一体

嫌いと思うことは無関心ではいられないことだ

 

 

嫌いの裏側にはきっと無関心なこととは違って隠された思いがあるように感じる

 

プロ野球選手が嫌いなのは野球の技術を他者から評価されていることや多くの人から注目を集めていること、たくさんの金や美女の伴侶を得ていることへの嫉妬が含まれていると思う

対して同じようなものなのに高校野球は嫌いではない

 

TVドラマが嫌いなのはそれが俳優という名の容姿端麗な人たちが繰り広げるベタでつまらないハッピーエンドの物語という印象を持っているからだ

 

バラエティー番組が嫌いなのは笑えないような冗談でも(嘘か誠かわからないが)笑いが生まれ自分の価値観が間違っているのかと思わされるからだ

 

 

 

心がつながるのが怖い 愛と自己防衛
 

 こんな考え事をしたのは上記の本を読んだからだ

 

子供のころには必要だった心の自己防衛のための癖を今でも用いていてそれが人との距離感を不適切にしてしまう、というような内容だった

正直面白そうなテーマを取り扱っていると思ったが主張が理解できないこともありあまり期待したほど面白い本だとは思わなかった

 

だけど自分が幼いころにやっていたであろう心理的自己防衛戦術ってどんなものだろうとか、自分が避けているもの(嫌っているもの)の裏側にはどんな思いが隠れているのだろうとか考えるきっかけを与えてくれた

 

 

いい男でないと好かれない

冗談が言えるひょうきんな人じゃないといけない

優秀じゃないといけない

 

これらはきっと極端な物見である

そういう傾向があったとしても100か0の間にあるものだ

 

怒りや悲しみは封じ込めず感じてもいい

 

きっと他者から注目を集めたいという強烈な思いが私の心の奥底に眠っているのだと思う

嫌う人もいるだろうけどこんな不完全な私でも気に入ってくれる人がいる、そう信じて人と積極的に交流していきたい