影が薄くても影響力は大きい父という存在
昼間食卓で流れていたのど自慢
歌う人の紹介で愛する彼女へ捧げる~みたいな紹介を聞いた
一気に気分が萎えて気持ち悪っ、と感じてすぐその場を離れた
その後様々な感情や思いが溢れてきた
なんで自分にはパートナーがいないんだ? そいつはどれだけ運がいいんだ? 自分には一切無縁なのか?
と悲しみ、苦しみ、焦りなどが表れた
このことがきっかけで今自分が一番関心を向けている事はそういう愛情やパートナーシップといったものなんだなと改めて思わされた
でもどうすりゃいいんだよ、人付き合いなんて面倒くせぇよ
何故人付き合いが面倒くさいのかというところには心当たりがある
それは目の前の相手に合わせてしまう癖があること
聞き側に回る時間が長くなったりつい恥ずかしがって自分の思いを表現することができなくてモヤモヤすることがあるからだ
原因はわからないがどうせ他者は心から自分(の話にも存在にも)興味を持ってくれないという諦めがある
心理学の話ではよくある話だが親との関係を考えてみることにした
確かに父は私に対する興味関心を全然持っていないように見える
そして私の幼心は父から興味を持ってもらいたい、自分を認めてもらいたいと思っているんだと考えられる
さらに深く考えてみると今までの人生の半分くらいの行動が父から認めてもらいたくてやってきたことなんじゃないかとすら思えた
書き始めた時こう書こうと思っていた方向と違う方向へ進んでいる
デッドゾーンと呼ばれる自立の限界に来ていて他者との共存を目指してくステージに差し掛かっているのではないか?という内容でまとめようとしていた
だが、たまたま頭に浮かんだ父との関係性というところは何か現状を打破する視点になりそうだ
見切り発車で書き始めたけど書いてよかった
記事を書くことが明確に自分の役にたったと感じられるのは珍しい
母の過干渉こそが自分を縛ってきたと思っていたが父の無関心こそが自分を苦しめてきたのかもしれない
自分の中の小さな子供に今までよく頑張ってきたと言葉をかけて頭を撫でてやりたい