コミュニケーションについて思うあれこれ
コミュニケーション
苦手意識の対象であったり面倒なものであったりするけど求めているもの
ふと大学の卒業研究で作ったプログラムがコミュニケーションの補助をコンセプトにしていたものだったなと思い出した
高校生活半ばくらいから人目が気になりコミュニケーションに対して臆病になっていった
大学生活は友達恋人を求めながらも嫌われたくないという思いを強く抱えていて今思うと酷く苦しい生活だったな
だけどその時期から「相手の話を聴く」ことに重きを置くようになった
喋りが上手な人への憧れがあったものの、自己開示は怖いし話を聴ける人はモテると聞いたからそのスタンスでコミュニケーションに臨むことは何かと都合がいいと感じた
女性は共感を求める、うなづきが大切、オウム返し、ただ相手の話を聴くだけが聴き上手ではない
苦しい大学生活だったもののそこで学び習得したコミュニケーションに対する姿勢や態度は今でも生きていると思う
嬉しいことに聴き上手だと言ってもらえることもある
そんな時代を経た今、私は他者との交流を欲していると素直に言える
嫌われたくないと思わないことはない
でもこればっかりは自分でどうこうできる範囲を超えている
人気者だって(こそ?)嫌われるんだからきっと嫌われないは無理なことだろう
それこそ本当に嫌われないことにこだわるなら他者との接点を完全に断つしかない
大学生活中盤くらいは嫌われたくないの思いが強くて今まで生きてきた中で最もそれに近い状態だったと思う
そこで一人で活動することの気楽さと楽しさを知ることになるが当然寂しさは拭えなかった
今でも人から見られる自分に対して自信はないが自分で見る自分は好きになってきてるし苦手意識を持ちながら、嫌われる不安を抱えながらもコミュニケーションを求めていこうと思っている
なぜなら私が心の底から求めているものだから
代理のものでは心は満たせない