ちびしろさんぽ

脳内を ちょっといじって 垂れ流し

アクションゲーム上達のポイントを改めて考える

アクションゲームの上達について考える

 

今回は観察、知識、腕前の3つの視点から考えることにしよう

 

 

まずは1つ目、観察から始めていく

観察とは敵の動きや攻撃を見て聞いて把握していくことだ

 

敵の観察によって動きのパターンを掴めるとこちらがどう動けばいいかがわかってくる

逆にこれをせず自キャラを操作すると、回避ができないタイミングで敵の攻撃を差し込まれてしまったり体力回復行動をしたつもりがその回復分相当のダメージを喰らってしまったりと不利な状況になりかねない

 

他にこちらのアクションに対してどのような反応を示すかを観ることも観察に含まれる

火属性攻撃は効きにくいけど雷属性攻撃は効いた、敵が大技準備で気を溜めている時に攻撃を加えたらダウンした、といった具合にどんなゲームでも敵ごとに弱点があることが予想される

 

この後語る「知識」の項とも重なる部分であり自力で見つけることが難しい弱点もあるが、いづれにしてもこの弱点を活かして有利な立ち回りができれば苦戦していた強敵であっても倒しやすくなるだろう

 

 

 

次に話題を二つ目、知識に移す

知識は敵キャラと操作キャラそれぞれの特徴を知ることだ

敵の観察でも得られることはあるが、操作に夢中で観察する余裕がなかったり自分では気づきにくい部分もあったりする

知識はゲーム内でのチュートリアルや説明、インターネットや本を通じて得ることが多いと思われる

 

岩の体をしている敵だから剣の攻撃は効かないけどその分毒攻撃が有効だとか隙が少ない相手だけど実は攻撃を弾いて隙を作ることができるだとか知っていると事前に対策ができて最初から有利な状況を作りやすくなるのが知識だ

 

知識は自分のキャラ操作にも影響がある

この攻撃は相手を怯ませる能力が高いとかこのアイテムを特定の状況で使うと意外な効果を発揮するとか知っていると便利な情報がある

ビデオゲームであっても敵を知り己を知れば百戦危うからずなのだ

 

 

 

最後に三つ目、腕前の話に移ろう

大袈裟に腕前という表記をしたが難しいテクニック以上に操作キャラの基本的な動かし方を知り身に付けることという意味合いが強い

 

むしろ難しいことをしないで攻略できる方が大事だと考えている

その理由は難しいテクニックは咄嗟に出せず失敗することもあるからだ

 

例えば発動するタイミングがシビアな技は恩恵が大きかったりするが、当然失敗のリスクは付き物である

技に慣れてきたとしても体の緊張や気分の高揚、動揺で常に高い成功率を維持することは尚難しい

難しい技を失敗するより難しくない技を着実に成功させる方が状況の悪化を回避できたりプレイヤーにとっても楽しかったりするだろう

だから私は上級テクニックに憧れてもまず自分の腕前ではどうすれば容易にあの攻撃を凌ぎあの悪い状況を回避できるだろうか、と考えるようになっていった

 

またテクニックは未熟だとしても観察や知識でカバーできる部分もある

この位置にいればあの攻撃は当たらない、敵が苛烈な攻撃をしてくる状態になったからアイテムを使って動きを拘束してしまおう、といった具合だ

回避や防御のアクションをしないで済む状況を作るのはそれらのアクションで対処すること以上に面白かったり爽快だったりするのだ

 

もちろん難しい技を易々行う様は美しく、失敗するリスク以上に恩恵がある場合もあるだろう

華麗に魅せたい時やどうしても難しい技を会得したい時は失敗を恐れず練習してその技の習得に励むと良い

もしかしたら一歩上の熟練者にたどり着けるかもしれない